2015年11月18日水曜日

避難後の行動について

生徒指導部

在校時、地震速報に伴う大地震等の大災害が発生した場合、グラウンドに避難した際に被害状況を十分に確認した後に、学校長の判断により状況に応じてその場で下校させる場合が考えられます。
そのために必要な行動を十分に認識すると同時に、災害時における家庭との約束事をしっかりと話し合っておいてください。

□ 下校と判断された場合
 ※下校と判断された場合、全員直ちに下校すること
 ※下校する際は公共の交通機関を利用(自転車通学生を除く)すること。
 ※スクールバスは災害時には基本的に利用できません。
 ※公共の交通機関が利用できずに交通が麻痺している場合、保護者の送迎を利用せず直ちに徒歩で帰宅すること。
 ※遠方で徒歩での帰宅が困難なもの(スクールバス利用性とも含む)は、別府市指定の災害避難場所に、安全を十分に確保しながら避難することも考えておくこと。
 ※避難する際は決して一人では行動せず、必ず徒歩で落下物に注意しながら、狭い道・壁際・川べり・崖等には近づかずにまとまって避難すること。
 ※身分証明書は必ず身につけておくこと。
 ※避難勧告が発令された場合、家族も各地域の避難場所に避難している可能性も高いため、事前に家族で集合場所等の打ち合わせを十分にしておくこと。
 ※全員、必ず災害用伝言ダイアル等のサービスを利用し、早急に保護者との連絡をとっておくこと。
  ① 災害時に電話はつながりにくくなりますが、公衆電話は優先電話ですので比較的つながりやすくなっています。
  ② コインがいっぱいになるとテレホンカードしか使用できなくなりますから、テレホンカードを1枚常備しておくと安心です。
  ③ NTTの災害用伝言ダイヤル(171番)は通常時には利用できませんが、毎月1日の日に無料で体験できます。簡単ですので、『もしも・・・』にそなえて体験しておきましょう。
  ④ 携帯電話のメールは時間がかかっても相手に届きます。
  ⑤ 貼り紙も近距離の人に対してとても有効です。安否・連絡先などを書いて要所に残しておくとよいでしょう。
  ⑥ 災害発生時には不急な電話やリダイヤルを控え、暫くたってから掛け直すよう心掛けること。
  ⑦ 災害発生時の電話利用について、詳しくは社団法人電気通信事業者協会ホームページを参照すること。

□ 下校が困難と判断された場合
 ※校舎等の安全が確認され、本校での避難が妥当だと判断した場合には、学校敷地内での一時避難も考えられます。
 ※本校で避難する場合にも、必ず保護者と早急に連絡をとっておくこと。
 ※本校は別府市指定の災害避難場所ではないが、災害状況によって学校長の要請で別府市の災害対策本部より支給等が行われる可能性があります。
 ※本校での避難後の災害状況により、避難の継続が妥当でないと学校長が判断した場合、十分に安全を確認した後に付近の指定避難場所への移動を行うことも考えられる。
 ※指定災害避難場所では、状況に応じて市の職員により毛布・食料の支給等の援助があります。
 ※避難勧告が解除され安全が十分に確認された場合には、学校長の判断により、帰宅可能な生徒から随時下校をしてもらいます。
 ※家庭等の連絡については、下校と判断された場合と同様に災害用伝言ダイヤル等を用いて早急に行い、また、事前に家族との集合場所等の打ち合わせを十分に行っていくこと。
 ※その他の詳細な指示等については、災害状況に応じて学校長が判断し臨機応変に対応する。

□ 登下校中、または在宅時に災害が発生した場合
 ※登下校中に地震注意情報または警戒宣言が発令された場合には、周囲の状況を十分に確認した上で自宅か学校のいずれか近い方に移動すること。
 ※登下校中に地震が発生した場合には、まず安全な場所に一時避難すること。 その後、周囲の状況を十分に確認した上で自宅か学校のいずれか近い方に移動すること。
 ※授業日でまだ自宅を出ていない場合には、学校からの連絡が入るまで自宅待機をしておく。
 ※休業日である場合には、保護者の管理下におくものとします。
 ※いずれの場合においても必ず保護者・学級担任に連絡をすること。

□ 避難後の登校について
 ※災害状況や学校・地域の被害状況を判断して登校についての判断を学校長がします。
  学校からの何らかの指示があるまで基本的に自宅待機をしておくこと。

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